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YZF-R3 イカリング・HIDプロジェクター化 カスタムをした

  • 執筆者の写真: sisaysring
    sisaysring
  • 2018年5月20日
  • 読了時間: 7分

YZF-R25、R3を所有している人の憧れ、それはイカリング・HIDプロジェクター化。

イカリング・HIDプロジェクターって?

これが純正のヘッドライト。

イカリング・HID化するとこうなります。

イカリングというのはLED管が輪になっているのをそう呼称しているわけですね。

HIDというのは、目玉の部分で、すごく明るく前方を照らします。

これまで、このヘッドライトまわりのカスタムについて

あまりちゃんとした情報が出回っていなかったので、自分でまとめてみました。

これからイカリング・HID化される方は、参考までにお願いします。

一切の責任等は負いません。

他の車種についても同様の手順かは不明ですので、各自の判断で行ってください。

今回購入したのは、以下の商品。

注文して2日で到着しました。

KEMIMOTO YZF-R3/YZF-R25 エンジェルアイHIDヘッドライト内臓LEDプロジェクター

精悍な顔立ちです。

裏側。ケーブルがごちゃごちゃしている・・・

ごちゃごちゃしているものの、実際に接続が必要なのはどれかを確認してみる。

1.電源。

 赤いほうがプラス、黒いほうがマイナス。

 これはバッテリーに直接接続する。

 ※後述します。

2.ハイビーム・ロービーム(HID)

 この2本は先端を切って、ギボシにする。(オス)

 そのあと、純正のハイビーム・ロービームの車体側の線と接続する。

 ※後述します。

3.イカリング・LED

 この2本は純正のカプラーと入れ替えて刺す。

 または先端を切って、ギボシにする。(オス)

 ※後述します。

 この線をカプラーに接続すると、イカリング、アイライン、ポジションは点灯するようになる。

4.HID用カプラー

 HIDを、キーオンだけでつけたい場合はインバーターからの線を

 こちらに差すらしい。今回は未使用。 挑戦者求む。

ここまでが、接続するケーブルの説明となります。

次に今回の準備物を紹介します。

写真の向きが横になってしまいすいません。

1.電工ペンチ・ギボシ   ギボシでケーブルを接続するのに使用します。   最低、オス(5個) メス(5個)を使用します。

2.絶縁テープ(自己癒着)

  ケーブルをまとめたり、防水処理に必要です。

3.シリコンボンド

  防水処理に必要です。

4.ネジ(6mm×15mm) 4本

  ヘッドライトユニットを車体に固定するのに必要です。   純正のネジを流用はできません。

5.LED電球(ポジション用)

  新しいヘッドライトユニットのポジション球を交換する場合必要です。   新しいヘッドライトユニットのポジション球はただの電球なのでついでにLEDにします。   ※交換しなくていいや、という人は必須ではありません。

6.ケーブル

  一部ケーブルを延長するため、黒いケーブルを用意しましょう。   私が買ったのは、エーモン配線コードNo.E536(AVS0.50sq 長さ5m 7.タイラップ

  ケーブルをまとめるのに使用します。

8.ケーブルガイド

  ケーブルをまとめるのに使用します。   ※必須ではありません

9.工具(6角・プラスドライバー、レンチ)

  これがないと作業できませんね

使う道具の説明がおわりました。

では取り付けまでの事前作業についてです。

事前作業は大きく2つ

1.ポジションランプの交換

2.水漏れ防止対策・ギボシのとりつけ

1.ポジションランプの交換

 ポジションランプの交換は必須ではありません。  ついでにLED化しておこうと思います。  別にいいや、と思う方は飛ばしてください。

 ポジションランプは以下の写真の位置にあります。

 緑のケーブルが見えるところ。

 この横のゴムの部分をゆっくり引き出してください。

 ケーブルを引っ張ると断線するかもしれないので必ずゴムを引っ張る。

こんなふうに、スポッと取れます。

電球がついてますね。

この電球もつかんで引き抜きます。同様にスポッと抜けます。

そしてLED球を差します。

LED球の向きが違うと点灯しません。

ただ、判別は難しいので、一度電源をいれてみてから確認しましょう。

点灯しなければ向きを入れ替えてください。

2.水漏れ防止対策

ヘッドライト部分のゴムパッキンですが、二重構造になっていますので

1層は、ヘッドライトの中に押し込んでおきましょう。

こんなふうにすることで、少し気密性があがります。

ロービーム用の線を延長します。

写真の赤・黒のケーブルのうち、黒がロービーム用です。

黒いケーブルを1mほど用意して、両端にギボシをとりつけます。(オス・メス)

ユニット側の黒いケーブルの先を切り落として、ギボシにします(オス)

そのあと、作成した黒い延長ケーブルと接続します。

写真が、延長したあとの状態です。

続いて、ポジションランプ・イカリングのケーブルもギボシにします。

緑・黒のケーブルです。これも先端を切り落としてギボシにします。(オス)

写真がギボシにしたあとの状態です。

バッテリーに接続するケーブルの防水処理をします。

以下は、処理前の状態です。

絶縁テープをまいて、防水処理したのが以下の状態です。

以下のカプラーは今回は使用しないため、これも防水処理します。

以下の写真が防水処理後です。

続いて、ユニットも防水処理します。 ゴムの部分をシリコンボンドで埋めます。

ボンドは乾燥するのに8時間程度必要ですので、

今日のところはこれで終わっておきましょう。

2日目。気合を入れていきましょう!

まず、カウルを外していきます。

私は、9:30からスタートして10:45までかかりました。

これが作業前のヘッドライト(純正)。まぁ、普通です。

カウルの外し方は、以下のページを参照しました。

http://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/yzf-r25-004.htm

ここまでカウルを外しました。

車体右側の、ヘッドライトのカプラーを外します。

車体左側のカプラーも外します。

車体中央のヘッドライトのポジションから出ているカプラーも外します

そうしてネジをはずすと、ユニットを外せます。

ユニットについていたはめ込むカウル(写真下部のもの)を新しいユニットに付け替えます。

ヘッドライトを外した状態。めったにお目にかかれません。

新しいユニットを取り付けます。

このとき、用意した6mm×15mmのネジを使います。

(全部で8か所くらい留めるところがあり、そのうち4か所で使用)

外側のネジは純正の流用可。

配線の開始

さあ、いよいよ配線開始です。

純正のポジションに繋がっていたカプラーは、青・黒の線です。

このカプラーをちょんぎって、先端をギボシにします。

ユニット側の茶色 の接続先 → 車体側の青色

ユニット側の緑色 の接続先 → 車体側の黒色

に配線して防水処理します。

これで、キーオンにすると、ポジション・イカリング・アイラインまで点灯します。

ポジションがつかない場合は電球が逆向きの可能性があるので向きを変えてください。

つづいて、ハイ側の線をつなぎます。

このカプラーの黄色線をきり、ギボシにします。(メス)

以下がギボシにした状態です。

ユニットのハイ(赤色)と、先ほどギボシにした、車体側の黄色を接続します。

以下がその状態です。防水処理します。

今度はロー側のカプラーの、緑色の線をきって、ギボシにします。

その線を、ユニット側のロー(黒)と接続します。

バッテリーを接続します。

赤をプラス、黒をマイナスです。事前に印をつけておくと間違いがないと思います。

以下が、バッテリーに接続した状態です。

この状態でエンジンをかけると、ヘッドライトまで点きます。やった!

ハイ・ローの切り替えもできるか確認して、カウルをもどしていきます。

ケーブルはその際、うまくまとめて両面テープなどでカウルの内側にくっつけるなどしましょう。

ちなみに、純正はロー時は片目点灯ですが、このユニットは両目点灯になります。

戻し終わったら、試走しましょう。

ちゃんと点いているか、確認します。

光軸なども確認しておきましょう。

光の色も綺麗です。

私の作業のタイムテーブルは以下でした。

9:30  開始

10:45 カウル全取り外し

12:45 ライト点灯確認

15:00 カウルもどし、ケーブル整理完了

ほぼ、6時間がかりの作業でした。

カウルを戻すのが一番大変だったような・・・

暗くなってから撮って見ましたが、明るすぎて見えませんね

夜走ってみましたが、かなり明るく見やすいです。

田舎で街灯も少ないのですが、それでも安心して走れる。

紫の光は、LEDの電飾です。

あえてデメリットを挙げるとしたら、イカリング、ポジションだけでも明るすぎて

LED電飾が目立たなくなってしまうということでしょうか・・・(笑)

1人で作業して、不安もありましたが無事できてよかったです。

やっぱりかっこいい。R3を買う前から「このカスタムしたい」と思っていたので

ようやく実現できて本当にうれしいです。

バイク屋も、こういう製品の持ち込みは作業してくれないところがほとんどだと思います。

やはり外国製だと品質が悪いものもあるようで、店はそういった責任を負えないという事情があります。

あまりわかりやすく書けなかったかもしれませんが、

少しでも参考になればと思います。

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